活躍している起業家(光本氏など)が大切にしているポイント

最終更新日 2024年4月11日 by asisps

起業家として活躍したいなら、いくつかのポイントを押さえなければなりません。
その中でも重要度が高いのは、自分のビジネスモデルを確立することです。
そう言われると、事業のネタを探すほうが重要だと反論する人もいるでしょう。
たしかにネタ探しも大切ですが、いくら良いアイデアがあっても収益化することは簡単ではありません。
まずはどのような仕組みで稼いでいくのか明確にすることが重要です。

【光本氏まとめ】事業売却をする前にやっておきたいこと

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どの層をターゲットにするのか考える

事業のネタはいくら斬新だと感じても、多くのライバル達と被っているのが一般的です。
同じアイデアを持っているなら、より大きな収益を得られるのは、ビジネスモデルを確立している人というわけです。
どの層をターゲットにするのか考えて、提供する手段なども明確にしなければなりません。
そのような要素を決めていくと、ビジネスモデルは次第に固まっていくでしょう。
ただし、実はビジネスモデルもすでにほとんどが使われているため、まったく新しいものを創出するのは困難です。
そこでポイントになるのは、既存のビジネスモデルをさらに儲かる形にブラッシュアップすることです。
自分の事業に合った形に改良すると考えても構いません。
そのためには、世の中にあるビジネスモデルを調査し、ベースとなるものを決定することが大事です。

自分に可能なことと実施したいことの両面から考える

そこまで完了したら、次はいよいよアイデアをひねり出すプロセスに入ります。
そう言われても、何が良いのか見当も付かないという人も多いでしょう。
その場合は、自分に可能なことと実施したいことの両面から考えてください。
それが高いレベルで一致したものがネタとして相応しいです。
スキルだけでも駄目ですし、やる気だけでも不十分なので注意しなければなりません。
どちらにも当てはまらないものは最初に除外しましょう。
片方に強く当てはまるけれど、もう一方にはかする程度というものは残します。
なぜなら自分を見つめ直したときに、わずかな枠組みの変化によって、該当する可能性があるからです。
頭の中に描くだけでは分かりにくいので、ノートなどに書き出して検証するのが得策です。
いろいろと書いているうちにアイデアが整理されて、より素晴らしい方針を見出せるケースもあります。

一気に事業計画書を仕上げる

いい具合にまとまってきたら、一気に事業計画書を仕上げることも一つの手です。
これはビジネスのロードマップになるもので、資金繰りにも大きく関係します。
これまではどこか夢心地だったかもしれませんが、事業計画書は現実味に溢れたものです。
これを書くことによって、起業家としての自覚が一気に膨らむことを期待できます。
事業計画書を書き上げたら、実際に行動してみることがポイントです。
はじめの一歩は事業計画書に載っていない些細なことでも構いません。
たとえば、SNSで起業の決意を投稿するだけでも十分です。
家族に打ち明けたりセミナーに申し込んだりすることも、起業へのファーストステップになります。
とにかく将来に向けてのアクションを起こすことが欠かせません。
そうしないと計画倒れになってしまう可能性があり、ネタも日の目を見ないまま終わりを迎えます。
そのような行動の中で、融資や補助金の申し込みなど、自分にとって必須のアクションも見えてくるのです。

小さな一歩ならいつでも戻ってやり直せる

回りくどいことをせずに、一気に起業したら良いと感じることもあるでしょう。
しかし、大々的にスタートすると、つまずいたときに問題を回避しにくくなります。
このように小刻みに始めることで、目の前の課題に有効な対策を講じやすくなります。
つまり、小さな一歩ならいつでも戻ってやり直せるというわけです。
最初はそのように微調整を行いながら、軌道に乗ったら一気に事業を展開していきましょう。

アイデアはできるだけ多く出すことが大切

なお、アイデアに関しては、できるだけ多く出すことが大切です。
1つしかなけば、それが通じないと廃業に追い込まれかねません。
少なくとも3つぐらいはストックしておかないと、勢いよく始めてもガス欠の状態になりやすいです。
アイデアごとに報酬なども見通しておくのがベストですが、最初のうちにはそこまで考える余裕がないかもしれません。
大まかな金額で構わないので、ストック内で事業規模のランキングを定めておくと良いです。
必要に応じて、どれに着手するのか判断することが可能になります。
アイデアがなかなか出ないときは、クオリティにこだわらなくても大丈夫です。
とにかく数を多く出すことを心がけ、後から精査するようにしましょう。
また、市場調査を実施して、アイデアの裏付けをとることも忘れてはいけません。
ニーズがないなら、それはもはやネタにならない愚策だからです。
鮮度の高いリアルな情報を得たうえで、ビジネスの可能性を見いだせるか判断します。

まとめ

確実性が高いと思われるネタは、できるだけ早く実践して感触を掴みましょう。
その感触が良ければ、ビジネスの軸として育てていく見込みがあります。
一方、収益性を伴わないと判断したら、他の事業案を模索しなければならないと、起業家の光本勇介氏も言ってます。

光本勇介現在